セミナーの主催者であれば、参加者がメリットを感じられるセミナーにしたいと考えているでしょう。セミナーというと一般的に、一人の登壇者が複数人の参加者に向けて話をするというイメージが強いと思いますが、複数人が登壇する「パネルディスカッション形式」のものもあります。今回はパネルディスカッション形式セミナーとはどのようなものなのか、ご説明いたします。

パネルディスカッション形式のセミナーとは

パネルディスカッション形式のセミナーは、「モデレーター」の司会をもとに、聴衆の前で「パネリスト」と呼ばれる専門家が、意見を交換していくという形式のセミナーです。セミナーによっては、聴衆がその討論に加わることもあります。
参加者側は、専門家同士の意見が聞ける、主催者側は、専門家を集めることで多くの集客ができるなど、たくさんのメリットがあります。

成功の鍵を握るモデレーターの役割

パネルディスカッション形式のセミナーには、司会者であるモデレーターが必要です。モデレーターは、専門家と聴衆どちらにも気を配りながら、セミナーを進行していきます。

最も怖いのは、参加者に「このセミナー意味があったのだろうか？」、「つまらない」、「まとまりのないセミナーだった」と思われることです。パネリストだけの身内話で盛り上がってしまったり、時間通りに終わらず、結局結論がでなかったりなどの事例もあります。

そのような状況を防ぐために最も重要なのが、司会者と全てのパネリストとの間で、セミナーを開催する目的や進め方、時間配分、議題についての擦り合わせをし、共通のゴールを持つことです。
全員が議題や時間についての共通意識をもつことで、セミナーが時間通りに進みやすくなりますし、パネリストの意見交換がスムーズになので、参加者にとっても聞きやすく、有意義な時間となります。

便利なツールで成功に導く！ パネルディスカッション形式のセミナーの進め方

パネルディスカッション形式セミナーは、実は普通のセミナーより失敗する可能性が高いと言われています。これは、立場の高い専門家たちを呼ぶ場合、モデレーターが話に加わるのに遠慮してしまったり、パネラー同士で話が盛り上がってしまい、話題を切り替えられなかったりする場合も多いからです。

しかし、そんな難易度の高いパネルディスカッションで、モデレーターの手助けをしてくれる便利なアイテムがあります。それは「SmartClick」という、セミナー中にアンケートを取ることができるツールです。これを使うことで、パネルディスカッション形式のセミナーの成功率は格段に上がるでしょう。

「SmartClick」でアンケートを行うことによって、参加者は気軽にディスカッションに加わることができます。アンケートの回答を基に、パネリストである専門家に討論してもらうという流れも作ることが可能になるので、パネリストとセミナー参加者の両方の意見を聞きながらセミナーを進行することができるでしょう。

また、専門家たちの話が盛り上がりすぎてしまったときにも、「ここで、今の議題について、参加者の方にアンケートを行います」などと挟むことで、トーンダウンをすることができます。「時間がきてしまったので……」などと言って、突然話を遮るより、ずっとスマートですよね。しかも、参加者は自分の意見に対する専門家の話を聞けるので、セミナーに対して集中するようになり、密度の濃い時間を過ごすことができます。

→「SmartClick」の詳しい紹介はこちらから

パネルディスカッションに参加者を巻き込むことで、失敗が多いと言われているパネルディスカッション形式のセミナーを、成功に大きく近づけることができます。これからセミナーを開催しようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。