コラム
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ガクガクガク…… プレゼンテーションでの緊張を軽減する方法

人前に出ると、緊張して声や手が震える。頭が真っ白になってしまい、何を話すか忘れてしまった。そんな経験を持つ人は多いのではないでしょうか。緊張が原因で、自分が伝えたいことをプレゼンテーションで伝えきれなかった。能力を十分発揮できなかった。せっかくの準備が水の泡になってしまった。……そんなツライ経験を持つ人もいるでしょう。
人前でのプレゼンテーションは、なぜ緊張してしまうのでしょうか。そして、緊張を和らげるためには何をしたらよいのでしょうか。
ここではプレゼンテーションの大きな課題である「緊張」についてご説明しましょう。

緊張する原因を探り出す

緊張は、必ずしも悪いものという訳ではありません。適度な緊張感を持つことができれば、頭が冴えて、予想以上の能力を引き出すことも期待できるのです。しかし、適度な緊張を保つというのはなかなか簡単なことではありません。実際にプレゼンテーションをするとなると、過度に緊張してしまうという方のほうが多いのではないでしょうか。過度な緊張の主な原因としては、次のようなものが挙げられます。

  • 自信がない
  • 人からどう見られるか気になる
  • 失敗を恐れている
  • 緊張したらどうしようと考え込む
  • 体に力が入り過ぎる

精神的な不安や心配、恐れが緊張を生み出しています。また、緊張により余計な力が入ってしまうと、身体がこわばってしまうなど、精神だけでなく身体にも影響を及ぼしてしまいます。

余計な思い込みやプレッシャーは不要!上手く見せる必要はない

先に挙げたように、緊張の原因としては「失敗したくない」、「恥をかきたくない」、という気持ちが多くみられます。これを克服するには、余計な期待と重圧を捨てるということが大切です。
あなたが思うほど、聞き手はあなたに完璧なプレゼンテーションなど求めていません。よく思われたい、かっこよくキメたいという気持ちも捨ててしまいましょう。うまく話せなくても、多少ぎこちなくても、ゆっくり丁寧に話をすることができれば、相手に想いが伝わるでしょう。

資料とは別の原稿を作成する

プレゼンテーションは必ずしも思い通りには進行しません。しかし、それでも事前に原稿を用意しておけば、緊張対策になります。自分の話す内容を文字に書き起こすことで、自分の考えがまとまりますし、自身でも内容を深く理解することにつながります。原稿の作成は、パソコンの文書作成アプリケーションなどを使うより、なるべくアナログな方法をおすすめします。その際、重要なところには印や色を付けたり、話しの重要度順に並べるなどの工夫をすると、頭を整理させることができます。
どんなに緊張していても、一目見て何を言えばよいのか判断できる原稿があるということ自体が、心の大きな支えになるはずです。

まずは一人に話しかけるように始める

大人数の前でプレゼンテーションをする場合、人前に慣れていないという人は、会場を見ただけでも緊張してしまうでしょう。相手に伝わっているか、変なところはないかと不安な気持ちに駆り立てられてしまったときは、あなたの話を頷きながら聞いてくれたり、好意的な態度を示してくれる人に向けて、話をするようにしましょう。「聞いてくれている」という安心感を得られると、自然と緊張がほぐれていきます。慣れてきたら、会場にいる人を見まわすように、ゆっくりと視線を動かしていきましょう。

また、実際に参加者に質問を投げかけ、どんな人たちがいるのか、どう理解してくれているのかといったことをプレゼンテーションの途中に確認してみることも有効です。「●●に関してみなさんはどう思っていますか?」など、投げかけて意見を聞いてみることで、その回答が意外と面白かったり、意表をついていたりして、その場が和んで、一気に自分の緊張も解けたりします。
そして、こんなときに有効なのが、プレゼンテーションの途中で参加者全員に一斉にアンケートがとれる「SmartClick」です。特定の人に質問をしなくても、参加者全員に質問でき、その場で集計されて画面に表示されるので、結果によっては、参加者から驚きの声や笑い声がでたりして、変な緊張感がなくなり、その後の話が弾んだりします。

プレゼンテーションに慣れていないと、場の雰囲気が単調になってしまいがちですが、アンケートを挟むことでメリハリが生まれ、話しやすい雰囲気を作り出すこともできます。

「SmartClick」の詳しい紹介はこちらから

最大で最良の緊張対策は「発声練習」

意外かもしれませんが、プレゼンテーションをするうえで、発声練習はとても大切です。
プレゼンテーションの内容をいくら準備してきても、小さな声でボソボソと喋ってしまっては、言いたいことが伝えられません。緊張してしまうと、どうしても普段より声が小さくなってしまいがちなので、普段から発声練習をして声を鍛えておくことが大切です。

また、発声練習は何度も繰り返すことで、身体がその動きを記憶するようになります。本番で緊張したとしても、体が覚えていれば、口から言葉がしっかりと出てくるでしょう。何度も練習した経験が自信にもつながります。

体の緊張は心の緊張!深呼吸で落ち着こう

プレゼンテーションの前には大きな深呼吸を忘れずに。心と体はつながっていますから、深い呼吸をして意識的に体をゆるめることで、緊張をほぐすことができます。
プレゼンテーションは慣れていない人であれば、誰でも緊張するものです。少しずつでも経験を積めば、段々とプレゼンスキルも向上し、逆に緊張を楽しめるようになるでしょう。何気ない顔で上手にプレゼンテーションをするあの人も、昔は緊張していたはず。余計な気負いをせず、しっかりと練習して本番に臨みましょう。

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