コラム
Column

セミナーの集客に必要な「刺さるタイトルやキャッチコピー」

当たり前のことですが、セミナーを開く場合は、セミナーの参加者を集めなくてはなりません。しかし、ただ「セミナーを開きます」と言うだけでは、なかなか参加者は集まらないでしょう。参加者にセミナー会場まで足を運んでもらうためには、そのセミナーに「行きたい」と思えるよう、宣伝しなければいけません。今回はセミナーを魅力的に見せる、タイトルやキャッチコピーについてご紹介していきます。

なぜ必要なの? タイトルやキャッチコピーが重要な理由

セミナーのタイトルやキャッチコピーは、いわば商品の名前であり、説明でもあります。そして、セミナーに参加したいと思ってもらうためには、魅力的なタイトルやキャッチコピーが必要です。

例えばお菓子の新商品を買うとき、そのお菓子がおいしいかどうかは、実際に食べないと分かりませんよね。しかし、その商品の名前やパッケージの写真、説明、あるいはCMなどを見て「おいしそう、食べたい」とイメージし、購入にいたるでしょう。セミナー参加もそれと同じです。

このセミナーに参加すれば、自分にとってメリットがあると思わせることで、参加意欲を沸かせることができます。そのため、集客に大きく影響するタイトルやキャッチコピーは、魅力的なものにしなければなりません。

「参加しよう!」と思わせるタイトルやキャッチコピーには、何が必要?

セミナーのタイトルやキャッチコピーは、参加しようか迷っている人を「参加しよう」という気にさせなくてはなりません。そのためには、ターゲットのペルソナを考え、それに合わせたタイトルやキャッチコピーを付けると効果的です。

どのような人に参加してほしいのか年齢、性別、業種などからペルソナを考えて、そのペルソナが持つ悩みや願望、疑問に答えるようなキャッチコピーを打ち出しましょう。それに加えて、セミナーに参加するとどのような効果が出るのか、どんなメリットがあるのかを入れていきます。

セミナーに参加する気にさせるタイトルとキャッチコピーを作るポイント

セミナーに参加したいと思ってもらえるタイトルやキャッチコピーは、どうしたら作れるのでしょうか? 具体的にはどのようなポイントがあるのかを見ていきます。

■具体的な数字を入れる

曖昧な表現ではなく、期間、確率、人数などの具体的な数字を入れます。
例:3時間で…、90%以上の人が…、1万人が…など

■ターゲットを入れる

誰のためのセミナーなのかを分かってもらえるようにします。
例:売上げの上がらない営業マン、利益が上がらない飲食店、もっと集客したい人など

■ベネフィットに注目する

セミナーに出ることで、何がどのくらいになるのかを分かってもらいます。
例:売上げが2倍になる、1年でお客を倍にする、○円の利益を出せるなど

■このセミナーが貴重であると思わせる言葉を使う

この機会にセミナーに参加しなくては、という危機感を与えます。
例:今回限り、4年ぶりに開催など

■誰が講義してくれるのかを書く

講義するのが著名な人であれば、名前を入れた方がいいでしょう。著名ではなくとも、肩書きや実績などを入れると説得力が出ます。
例:東京大学名誉教授の○○、半年で売上を4倍にした○○など

セミナーにどれだけ参加者を集められるかは、タイトルとキャッチコピーにかかっています。いくら良いセミナーでも、来てもらわないことには意味がありません。今回ご紹介したことを参考に、参加者に「このセミナーには参加する価値がある」と思わせるタイトルやキャッチコピーを作成してみてください。

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