セミナーを開催するにあたっては、まずセミナーの告知をしなくてはいけません。告知をする際は、参加を検討している人の背中を押せるよう、参加するメリットを伝えることが重要です。今回はセミナーの告知文に書くべき内容についてご説明します。

これだけは外せない！ セミナー告知で必ず伝えるべきこと

まずは、セミナーの告知文に必ず入れておくべき項目について確認してみましょう。

＜セミナーの名称＞

省略などせずに、正式名称を書きましょう。

＜開催日時＞

年、月、日、曜日、時間を書きます。集合時間、開場時間も決まっていれば記載しておきます。

＜所要時間＞

仕事の合間に来ている人もいます。予定を立てやすくなるため、どのくらいの時間を割いてもらうことになるか明記します。

＜料金＞

無料であれば、無料の旨をアピールしましょう。有料でもしっかり書いておきます。来場してから必要だと知ったなどということがあれば、トラブルにもなりかねません。料金に資料代などが含まれている場合には、その旨も記しておきます。

＜定員＞

参加できる人数が限られていると、早く申込みをしなくては、という気持ちを起こさせます。

＜主催者情報＞

身分を明らかにしない会社が主催するセミナーは、不信感を持たれてしまう恐れがあります。

＜参加申し込み方法＞

電話、メール、申し込みフォームからなど、参加申し込み方法を書いておきましょう。

＜開催場所と地図＞

参加者になるべくストレスを感じさせないように、直観的に見ても分かりやすい地図を載せておきましょう。「○○駅から徒歩△分」など、駅からかかる時間なども記載しておくと親切です。

＜問い合わせ先＞

わからないことがあったときに知る手段がないと、それだけで参加者はあきらめてしまいます。

いずれも、セミナーを開催するなら必ず決めておかなくてはいけない事項でもあります。当然参加希望者も知っておくべき項目ですので、チェックリストなどを作って抜けのないようにしましょう。

集客率がアップ！ 参加するメリットやテーマも伝えよう

集客率が高いセミナーの告知文を作成するためには、以下の項目も書いておくと良いでしょう。

■参加するメリット

箇条書きにするなど、読んですぐメリットが理解できるようにしましょう。

■セミナーを聞いてメリットがある対象者

これも箇条書きにしておくと、自分が当てはまるかどうかが、一目で分かるようになるでしょう。

■セミナーのテーマと概要

実際にセミナーを聞いたときの理解度が高まります。ただし、結論を書いてしまうと、セミナーの価値が小さくなってしまうため、結論はぼかすようにしましょう。

■講師の実績やホームページの紹介など

講師の実績などは、告知文を掲載する限られたスペースでは詳細に書けないので、Facebookやウェブサイトの紹介もあると便利でしょう。

■セミナー掲載情報のURL

紙やメールで伝えきれなかったことを、ウェブサイトなどに掲載して伝えましょう。また、URLを持つことによって、多くの人に共有、拡散することも可能になります。

魅力的なセミナー告知文を掲載すれば、もともとターゲットとしていなかった人も、参加者になりうる可能性があります。告知文が長くなってしまった場合には、色や文字の大きさ等に変化をつけて、読みやすくする工夫をすると良いでしょう。

もっと親切に！ 他にも参加希望者が知りたい情報

さらに掲載しておくと親切なこととしては、以下の項目が挙げられます。

・当日準備するもの

ペンくらいしか必要なくても、その旨を書いておくだけで参加希望者は安心します。

・飲食の準備について

飲み物や昼食などがあれば、書いておきます。参加者に余計な手間をかけさせない工夫です。

・タイムテーブル

当日の時間割を書いておくことで、セミナーで何をするのかイメージしやすくなります。

・セミナー講師の紹介

ここでセミナーへ参加するかどうかを決める人もいます。

・過去に参加した人のレビュー

過去に参加した人がセミナー後どのように変わったか、どのようなメリットがあったかなどを知らせることで、告知文を読む人に、セミナー後の自分をイメージさせます。

その他にも、例えば「SmartClick」といったリアルタイムのアンケート集計ツールをセミナーで利用する場合は、その場で集計結果が分かるなどの面白さがあります。先にそのようなメリットも伝えておくと、参加者の興味を高めることができます。

→「SmartClick」の詳しい紹介はこちらから

セミナー告知はセミナーの内容を分かりやすく、そしてイメージしやすいように書くことで、集客率も参加者の意欲も高めることができます。セミナーをこれから開催しようと考えている人は、今回ご紹介した内容をふまえて、セミナー告知文を作成してみてください。