コラム
Column

つかみが大事! プレゼンのはじめ方とまとめ方

「始め良ければすべてよし」という言葉があるように、プレゼンテーションにおいてもはじめ方は非常に重要です。最初の数分話の間に、聞き手の興味を引けるかどうかで、聞き手のモチベーションが変わってきます。
同様に最後の締めも重要。興味深く聞いていたプレゼンテーションの最後が、なんだか尻切れトンボのようになってしまったり、まとまりがなかったりすると、結局そのプレゼンの評価が下がってしまうなんてことも。

ここでは、印象が格段にアップする、プレゼンテーションのはじめ方とまとめ方(終わり方)のポイントをご紹介します。

侮るなかれ!意外と重要な「自己紹介」

まずはプレゼンテーションのはじめ方について。あいさつをして、次に簡単な自己紹介を行うと思います。
「おはようございます。私は●●会社の○○事業部、田中と申します。本日は……」
などと流すようにプレゼンをはじめていませんか?

プレゼンテーションは自分を売り込むためにあるわけではありません(そういう場合もありますが)。しかし「誰が」話をするのか、プレゼンテーションをするのかは最初に聞き手を惹きつける非常に重要な要素となることを、忘れてはいけません。

まずはフルネームで名乗りましょう。
「○○株式会社の田中太郎です。いたって平凡な名前で、昨今のキラキラネームとは対極に位置しております。」
このように少し説明するだけで、場の雰囲気が和みますね。フルネームを紹介するだけで、聞き手が親近感を持って話に耳を傾けるようになるのです。

続いて、あなたの部署、得意分野、趣味、出身など、なんでもよいので1つ具体的に話をしましょう。専門用語などは使わず、誰にでもわかる言葉で話をするのがポイントです。

ちなみに、この自己紹介の際に、聞き手の心をしっかりつかんでくれるオリジナルテクニックをご紹介します!

それは自己紹介のなかで、リアルタイムに参加者からアンケート回答が得られるツール「SmartClick」を使って質問を投げかけてみるやり方です。

「SmartClick」の詳しい紹介はこちらから

例えば、『私は何歳に見えるでしょう?』など自分に興味を持ってもらえそうな質問をしてみたり、逆に聞き手に『今日の朝食は何を食べてきましたか?』などの質問をしてみたりが可能です。リアルタイムに集計した答えに合わせ、話を膨らませたり、切り替えしで笑いをとったりして自己紹介を盛り上げる方法です! 聞き手は手元のリモコンを操作するだけなので、恥ずかしがらせる心配もなく、自己紹介の段階から、聞き手を惹きつけて参加者意識を持ってもらえるのです。

ただし、「SmartClick」での質問が盛り上がったせいで調子に乗ってしまい、長すぎる自己紹介になってしまわないよう気を付けましょう。
自己紹介では、あれもこれもと盛り込まないことが大切です。話す内容を1つに絞って伝えることで、相手の心にあなたを強く印象付けることができます。

 

プレゼンテーションの「全体像」と「テーマ」をしっかりと伝える

自己紹介が終わったら、プレゼンテーションの内容を聞き手が把握できるように、全体の流れを説明しましょう。プレゼンテーションにおいてこの流れを説明することは、本の目次、旅を始める前の地図のようなものです。これから何を語るのか、どういう流れで説明するのかを明確にしておくと、聞き手は話の途中で迷子にならず、安心して話に集中できるのです。天才的なプレゼンで有名なスティーブ・ジョブズ氏も「今日は3つの革命的な新製品を発表します」などと、はじめにプレゼンテーションの内容を必ず説明していました。

さらに、プレゼンのテーマキーワードなども発表しておくとよいでしょう。「テーマは”より深く”です」「キーワードは”速さ”です」など、そのプレゼンテーションの要所要所で使えるテーマやキーワードがあると、聞き手にもわかりやすく、また話を引き締める効果があります。

 

要点を必ず繰り返す「まとめ」の時間を設ける

最後に必ずプレゼンテーションの要点を、改めて発表してください。わかりやすく簡潔に、言葉はできるだけ短くしましょう。必要最小限の言葉を使えばインパクトが出ます。人間は忘れやすい生き物ですから、長い言葉や複雑な言葉は記憶しておくことができず、すぐに印象が薄れてしまいます。

 

プレゼンテーションを印象的に締めよう

プレゼンテーションの目的は、聞き手に「行動」をしてもらうということです。あなたが聞き手にして欲しいことはどんなことなのか、その行動をするとどんな良いことがあるのかを伝えて、その行動を促さなければなりません。聞き手に何か行動をしてもらうために、このプレゼンテーションを印象に残すことはとても大切です。

プレゼンテーションを印象的なものにするためには、工夫が必要です。
例えばあなたがAという商品を買ってもらいたいなら「○日まで受け付け中」、「△日までは割引あり」など期限を決めたうえで、最後に「Aを手に入れて○○を得よう!」という呼びかけをすると、効果的。
また、「共に○○しよう」、「抜け出そう」、「今すぐ△△を」といった印象的な言葉を冒頭に持ってきたり、最も伝えたいメッセージで締めるのもインパクトがありますね。
ほかにも、訴えかけたいことが一番伝わる”引用”を用いるという方法もあります。先人たちの名言を引用することで、あなたの気持ちを代弁してもらうことができますし、なおかつ聞き手に深く印象付けることができます。

最後に「以上です、ありがとうございました。」、「ご清聴ありがとうございました。」という一言を忘れずに。聞き手の人は、忙しい時間をあなたのプレゼンのために使っているのです。感謝の気持ちを伝えましょう。

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