経験者の方は知っていると思いますが、アンケートの集計は、非常に手間のかかる作業です。軽い調子で「これ集計しといて」などと頼まれても、小一時間でサクっとまとめるのは至難のワザ。まずはスマートに集計結果を導き出すためのプロセスを考え、それから実行に移さないと、大変なことになります。

特に複数で行う場合や、時間がない時には、焦れば焦るほどドツボにハマり……結局最初からやり直し！などという事態にもなりかねません。

ここでは紙のアンケートを素早く集計する方法と、紙のアンケートを利用しなくてももっと簡単にアンケート回答と集計が一度にできる、今セミナー・イベント業界内で注目の「SmartClick」を使用した方法をご紹介します。

紙のアンケート集計において素早く結果をまとめる方法

先にも述べたとおり、意外と手間のかかる集計作業。量が多いとかなり大変です。専門のソフトウェアや業者も存在するくらいです。

（１）欲しいデータを明確にしておく

アンケートを作成する時点で「集計」「分析」することを念頭においておきましょう。年代別の人数が知りたい、男女別の購入個数が知りたいなど、どんなデータ（集計結果・図）が具体的にどのようなグラフに出来上がるのかを想定します。

（２）解答欄には選択肢を設ける

そして回答欄は自由に書いてもらうのではなく、なるべく記号や数字の選択式に（数値化）しておきましょう。例えば人数を聞く場合、解答欄に「2～3人」などと書いてもらうのではなく、「(a)1人／(b)1～2人／(c)2～3人」というようにabcを選択してもらうなど工夫すると、集計の時に混乱せずに済むでしょう。

（３）エクセルでの入力を早くする方法

アンケートの集計をエクセルを利用して行う場合は、アンケート項目をあらかじめ表に打ち込み、土台を作っておき、あとは数字を打ち込むだけの状態にしておきます。数式や関数を使ったり、エクセル独自の集計機能をフル活用するといいでしょう。

また、集計を複数人で行う場合は、ルールを決めておきましょう。せっかく集計しやすいように表を作成していても、入力方法が誤っていたりばらつきがあったりすると、上手に数値に反映されないことがあります。加えて、入力結果と集計シートは分かるようにしましょう。ごっちゃになると、何か手違いがあった時に最初からやり直さなければなりません。

心配な場合は実際に複数枚アンケートを取り、試してみましょう。アンケートが重要な役割を持つ場合や、急ぎで集計結果が欲しい場合には、とくに念入りに準備してください。

リモコンによるアンケート集計ツールを使えばアンケートが楽々

紙を使ったアンケートは作成にも集計にも時間がかかるので、プレゼンテーション全体の準備で忙しいと非常に大変ですよね。また、集計をする際に数え間違いなどが発生してしまう恐れもあります。そうすると、参加者のデータを正確に把握できなくなってしまうかもしれません。
そこで今注目されているのが、紙のアンケートよりずっと簡単にアンケートの集計ができる、「SmartClick」です。

■「SmartClick」ってどんなツール？

「SmartClick」はプレゼンテーション内でリアルタイムにアンケートを行えるツールです。事前にパワーポイントのスライド上に用意しておいた質問に、参加者がリモコンを使って回答することができます。SmartClickのリモコンが使える範囲は最大約50m、また300台まで同時に使用することが可能なので、大きな会場でのプレゼンテーションでも使用が可能です。
→「SmartClick」の詳しい紹介はこちらから

■アンケート集計の方法にSmartClickを利用するメリット

• 紙のアンケートで行っていた配布・回答・回収・集計が、一瞬でできる
• 記名のアンケートや挙手に比べ、何を回答したかが周りにわからないので、リアルな声を吸い上げやすい
• 集計ミスや人の手間がかからない

アンケートは聞き手が答えやすいように作成をすること、正確にデータを集計し、結果を分かりやすくまとめることが大切です。SmartClickを使えばアンケートの配布・回答・回収・集計を素早く行うことができるので、その分、質問作成や、アンケート結果の分析などに、より時間を割くこともできます。ぜひ、あなたも活用してみてはいかがでしょうか。