コラム
Column

基本を押さえよう! プレゼン資料の作り方

より分かりやすく相手に伝えるための手助けをする、プレゼン資料。普段あまり資料作りをしない人にとっては、これがなかなかの難問だったりしますよね。しかし実は、プレゼン資料はちょっとしたところに気を付けるだけで、伝わりやすい資料にできるのです。
ここでは、特別な知識やセンスがなくても、見やすくて好感を持たれるプレゼン資料の作り方をご紹介していきます。

文字だけの資料はNG! 画像やアイコンを取り入れよう

例えば、会議などで配られた資料が全て文字で埋めつくされていたら、「読むのが大変そう……」とゲンナリしてしまいませんか?
文字が多いと難しそうな印象を与えてしまうのは、プレゼン資料でも同じです。読み手が圧迫感を感じてしまいますし、「退屈そう」などのマイナスな印象を与えかねません。文字だけでなく、グラフや図などを使うと圧迫感や窮屈感を減らすことができ、読みやすくなります。

差し込めるようなグラフや図が無いという場合は、適度にイメージ画像を差し込むことで、プレゼン資料が文字だらけになることを避けましょう。
画像のセレクトによっては、プレゼン資料の印象を大きく和らげることも可能です。最近はインターネット上に、無料で使える画像やアイコンが数多くありますので、資料内容に沿ったものを探し出し、適所に配置するといいでしょう。ただし、関係のない画像を無理やり差し込む必要はありません。

【フリー画像サイト】
・「写真AC」
写真ACでは個人、商用共に使用できる写真素材を、無料で提供しています。さまざまなカテゴリから画像を探すことができるので、必要なシーンに合わせた画像をダウンロードが可能です。

・「Pixabay」
Pixabayはパブリックドメイン専門の無料提供サイトです。著作権が切れている作品を集めているため、権利関係を全く気にすることなく使用することができます。人物画像も多く提供しており、どれもクオリティが高いのが特徴です。

プレゼン資料を見やすくする文字サイズは

見やすいプレゼン資料を作るために気を付けたいのが、文字のサイズ。まず、文字サイズが小さすぎるのは、絶対にNGです。読めないほど文字が小さければ、資料の意味がなくなってしまいます。一番小さい文字でも、18ポイント以上の文字サイズにしてください。

  • 大きな文字(見出しや重要なポイントで使う)
  • 普通の文字(説明文などの本文に使う文字)
  • 小さい文字(写真のキャプションや補足説明などに使う)18pt以上

上記のようにルールを決めると、資料が格段に見やすくなります。

インパクト勝負! 見出しを工夫しよう

プレゼン資料において、見出しのつけ方はとても重要です。聞き手の興味を引き付けるよう、印象的なものにするよう心掛けましょう。よりインパクトのある見出しにするために気を付けたいポイントを2つご紹介します。

まず1つめが、見出しの文章は短くすることです。修飾語を多くつけすぎると、本当に伝えたい言葉がぼやけてしまいます。不要な言葉をそぎ落とし、最も伝えたい箇所が目立つよう意識をして、見出しをつけるようにしましょう。
そして2つめが、いつも使っている言葉を、より印象に残る言葉に変換することです。同じ意味の言葉でも、言い回しを変えるだけで印象を大きく変えることが可能です。ありがちな単語は、あまり使われていない単語に変換するなどの工夫をしましょう。インターネット上で利用できる同義語辞典などを活用して探してみてください。

【同義語辞典のサイト】
・「Weblio類語辞典」
Weblio類語辞典は、言葉や表現の言い換え方を提案してくれる辞書サイト。対義語検索や英語を中心とした外国語翻訳なども可能です。

・「類語同義語辞典」
類語同義語辞典は同義語だけでなく、類語や比喩表現など幅広くリストしています。 5種類の検索方法があり、シーンに合わせた表現を探し出すことができます。

わかりやすい資料作りのポイントは“引き算”

プレゼン資料では、1ページにテーマは1つが原則です。情報を多く詰め込み過ぎると、伝えたいことがぼやけてしまうので避けましょう。

資料作りでよく陥ってしまうのが、余白を文字で埋めようとしてしまうことです。結果、まとまりのない資料が出来上がってしまいます。資料作りで重要なのは、情報を多く入れようとすることではなく、厳選していかに減らすかということ。いらない文字は極限までそぎ落とすようにしましょう。

プレゼン資料は、「わかりやすく、見やすく」が鉄則。画像や文字のサイズ、見出しなど、ちょっとしたところに気を付けるだけで、わかりやすいプレゼン資料が作れるようになります。読み手に「難しそう」と感じさせず、興味を持ってもらえるような資料作りを心がけましょう。

お問い合わせ
Contact

ドロシーワークス株式会社
〒102-0074
東京都千代田区九段南4-2-11 アビスタ市ヶ谷ビル2F
TEL: 03-6427-3788
  • お見積りのご依頼
  • 資料請求のご依頼
  • レンタルについてのお問い合わせ
  • デモ実演のご依頼
お問い合わせフォームはこちら