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動きを付けよう! パワーポイントでのアニメーションの設定方法
プレゼンテーションを効果的に見せる手段として、アニメーションを使ってみませんか? 「これ以上資料作りに時間をかけたくない! 」という気持ちは分かりますが、実はアニメーション設定は難しいものではありません。一度やってしまえば、「こんなに簡単だったのか」と拍子抜けしてしまうほどです。
今回は、パワーポイントのアニメーション設定についてご紹介します。
アニメーションのメリットとは?
動きのあるアニメーションのメリットは何といっても、目立つということです。注目させたい部分を動かしインパクトを持たせることで、自然に視線を誘導することが可能です。また、ちょっとした区切りや変化をつけることができますので、場を飽きさせない効果もあります。さらには、プレゼンテーションの雰囲気を和らげる働きも。ここぞという所で、ぜひ使いたいテクニックですね。
アニメーションの設定方法
ここでは、パワーポイント2010で「アニメーション(図形の動き)」と「画面切り替え(各スライド、ページ))を設定する方法をご紹介します。
・文字や図形の動き
文字や図形を段々と表示させる、点滅させる、拡大する、フェードアウトするなど、アニメーション効果は様々。テレビのワイドショーなどでよくみられる、重要なポイントを隠しているシールを後からはがす、というようなアニメーションも可能です。
設定は、メニューバーの[アニメーション]→[アニメーションの詳細設定]にある[アニメーションの追加]ボタンからアニメーションの効果を選択します。効果の複数設定や、タイミングの詳細な設定も可能です。
・画面切り替え
紙芝居のように横から次のスライドが重なるように出てくる、上から下に重なるように下りてくる、などの効果をつけることが可能です。ただし、全部にこの効果をつけると、くどくなってしまうのでおすすめできません。重要なポイントの前後だけに使用するのが効果的です。
設定はメニューバーの [画面切り替え]で行います。[画面切り替え]の効果を選択し、速さやタイミングを決定します。実際に設定してみて、しっくりくるものを選びましょう。
グラフ内を個別にアニメーションさせる方法
棒グラフをひとつずつ表示させる、グループごとに時間差で表示させるなど、グラフ内にアニメーションをつけると、インパクトが出ますよね。今回は棒を1本ずつ表示させる設定を紹介します。
グラフを選択し、メニューバーの[アニメーション]→[ワイプ]を選択します。
1本ずつ動かすには [効果のオプション]をクリックし、[系列別]や[項目別]など、[1つのオブジェクトとして]以外の表示方法に設定しましょう。それぞれの動きは、[プレビュー]をクリックすると再生されますから、確認してください。
アニメーションを入れる場合の注意
・動きには統一感を
例えばA、B、Cを順番に表示させる際は、アニメーションの効果や時間を統一しないと、ちぐはぐな印象になってしまいます。
・アニメーションの多用は厳禁
アニメーションは要所で使用するのが有効。多用すると、相手を疲れさせ、飽きさせることにもなりかねません。落ち着かない印象になり、何が重要なのかが霞んでしまいます。
・発表前の動作確認は必須
「実際に操作をしてみたら動かなかった」というトラブルはよくあることです。事前に対策を考えておきましょう。上手く動作しなかったときのために、アニメーションなしで説明できるものなど、予備のスライドを用意すると安心です。
強調したいポイントに動きをつければ、注目度は満点。パワーポイントのアニメーション設定をマスターして、一歩上のプレゼンテーションを目指しましょう。
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