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回収率がアップする! セミナー・イベントでのアンケート回収方法
今後の事業展開の参考として、セミナー自体の質の向上のため、お客様の声を聞く手段としてなど、とても有効なアンケート。せっかく会場にまで足を運んでいただいたのですから、ぜひとも記入をしていただきたいものです。しかし、実際はアンケートに答えずにそのまま帰ってしまうお客様も少なくありません。アンケートの回収率は、どうしたら上げられるのでしょうか。ここでは、セミナーやイベントでのアンケート回収率や、回答率が向上する方法について説明します。
(1)アンケートは事前に配っておく
セミナー中に、アンケートがあることを参加者に認識させることが重要です。必ず見える所に置いておくようにしましょう。また、参加者の都合で最後まで出席できない人や、時間がギリギリの人もいます。そういった人たちにもアンケートに答えてもらえるように、あらかじめ用紙を配っておくのが賢い方法です。最初から配布しておけば、参加者の手が空いた時、休憩時間などに書いてもらいましょう。
(2)休憩時間でなく、アンケートの時間を作る
最初にアンケートを配ったからと言って、「休憩時間や終了時に記入お願いします」では、回収率はぐんと下がってしまいます。貴重な時間を割いてセミナーに来て頂いた方に、更なるお願いをして手間をかけるのですから、専用の時間を設けましょう。アンケート記入をする特別な時間を設定すれば、よっぽどのことがない限り、記入してくれるようになります。
(3)「アンケート」という言葉を使わない
みなさんは「アンケート」という言葉を聞いてどう感じるでしょうか?なんとなく“時間があったらお願いします”というニュアンスがあって、あまり重要に感じないのではないでしょうか。押しが弱いと、面倒だからいいか、という気持ちにさせてしまいます。
これはぜひ書かなくては!という気持ちを持ってもらうためには、
- お客様の声
- お客様のご要望シート
- 無料○○お申込み書
など、内容はアンケートであっても違う言葉で表現してみましょう。
(4)アンケート項目の増やしすぎはNG!
ぱっと目にした時点で、あまりにも字が細かかったり、長々と文章が書かれていたり、自由に書く場所が多かったりすると、それだけでげんなりしてしまいますよね。回答箇所が多いものや、記述が多い場合などは回収率が下がってしまうのです。あれもこれも聞きたい気持ちはわかりますが、質問にはなるべく選択方式で答えられるような工夫をし、文章を記述してもらう際には、的を絞った質問を心がけましょう。そして長くてもA4以内でまとめるようにしてください。
(5)アンケート回収時は人の手で直接集める
アンケートボックスを設置していたとしても、あなたが直接ひとりひとり回収しにいくことで、参加者の「書かなくては」という意識に働きかけることができます。わざわざ集めに来るなら、未記入では申し訳ない気分になりますよね。直接顔を合わせるチャンスでもあります。少しでも距離を近づけて触れ合うのは、相手に印象付けるためにも有効です。
回収率や回答率がグッと上がる! アンケート集計ツールを導入しよう
紙のアンケートは、記入をするタイミングがなかなか難しいもの。上記では「休憩時間での記入」を促すことをおすすめしましたが、実は回収率や回答率をさらに上げる方法があるのです。
それは、リモコンによるアンケート集計ツール「SmartClick」を活用し、休憩時間や終了後でなく、セミナーの流れの中にアンケートを組み込む方法です。
SmartClickを使えば、プレゼンテーション資料の途中に質問を設置し、会場のお客様にリモコンでリアルタイムに回答してもらうことができます。さらに、SmartClickなら、その回答結果がグラフとExcelファイルでそのまま保存されるので、面倒な集計作業をする必要もありません!
今まで紙のアンケートで行っていた配布・回答・回収・集計という作業が、SmartClickなら短時間でできるので、活用しない手はありません。また回答者もわざわざプレゼン終了後に紙に記入する時間もとられないことになり、非常に有意義に感じてもらえることでしょう。
アンケートに答えてもらうためには、質問の内容や回答をしてもらうタイミングが大切。ちょっとした工夫や便利なツールを使うことで、一気に回答率、回収率がアップします。これらのことを実践し、有意義なアンケートを実施していきましょう。
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