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見やすいプレゼン資料にするための4つのコツ
見やすいプレゼン資料を作るのは、実はそんなに難しいことではありません。基本をマスターしていれば、ある程度の資料をスマートにまとめることができるのです。ここでは、見やすいプレゼン資料を作成する4つのコツをご紹介します。
文字の行間・文字間は詰めすぎず空けすぎない
資料全体に文字がぎっしり詰まっていると、読み手は圧迫感を感じてしまいます。行間や文字の間隔を適度に空けることで、読み手のストレスを減らすようにしましょう。ただし、だからといって単純に隙間を大きくすればいいという訳ではありません。行間や文字間が広すぎると、プレゼン資料全体がスカスカに見えてしまうため、「内容が薄そう」というマイナスな印象を与える恐れもあります。
見やすいプレゼン資料を作成するなら、
- 行間は1.25~2倍くらい
- タイトル・本文・キャプションによって変える(タイトルは2倍、本文は1.5倍、キャプションは1.25倍など)
上記のような数値を目安にしてみてください。行間や文字間はすぐに変えられますから、1ページ作成した後に全体を見て、バランスをとりながら調節してください。よい数値を見つけたら、全ページその数値を採用しましょう。
資料の印象を変えるなら「ジャンプ率」を意識しよう
「ジャンプ率」とは、テキストレイアウトにおける大きさの対比のこと。タイトルや見出しなどと、本文の文字の大きさの差で、プレゼン資料の印象を変えることができます。
ジャンプ率が大きい(文字の大きさの差が激しい)と、資料に活気や躍動感が出てきます。勢いがある印象を付けたいとき、陽気なイメージや気さくな雰囲気を演出したいときに便利です。
ジャンプ率が小さい(文字の大きさの差が少ない)と、落ち着いた印象になります。クールなイメージ、高級感を出したいとき、真面目な雰囲気を出したいときに効果的です。
色にメリハリをつける
テーマカラーとポイントカラーは、反対色・補色を活用してメリハリを付けましょう。ベースとなるテーマカラーの補色は最も目立つ色となるからです。
とはいえ、相当のセンスがないと色選びは難しいものです。ですから色の決定は、身の回りにある配色を参考に、良いと思ったものをどんどんマネしていきましょう。テーマカラーが決まっているなら、そこから連想する企業などのホームページを見ると参考になります。
ただし、ハッキリした原色は避けるようにしたいですね。原色は白とのコントラストが強すぎて目がチカチカし、落ち着かない印象を与えます。また、黄色や水色、淡い色などは文字色にすると判読できませんので注意しましょう。
文字色は黒100%より「グレー」で読みやすく!
白い背景に黒100%の文字ではコントラストが強すぎて、長い時間見ていると目がチカチカしてしまいます。本文など一番よく読まれる黒文字は少し明度を下げて、濃いグレーに設定することで、目に優しくて疲れにくいプレゼン資料になります。読み手にストレスを感じさせないので、資料の内容が頭に入りやすくなるのです。
今回ご紹介した4つのポイントを意識することで、資料の見た目の印象はグンとよくなるはずです。読み手にとって見やすいプレゼン資料を作成しましょう。
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